こんにちは、ぽんずです。
お正月には欠かせないおせち料理。
色とりどりの食材が少しずつきれいにお重に詰められていて、見ているだけで気持ちも華やかに明るくなれますよね。
お正月に食べるものとして、何となく「縁起がいいもの」が入っているイメージですが、一体どんな意味が・・・?
お重だって、一の重・二の重・三の重って…まさか詰め方にも意味がある?!
今日は、「おせち料理の意味一覧!お重や詰め方にも意味があるか調査!」というテーマで、おせちの意味あれこれを調べていきたいと思います!
読み終わってからおせちを食べるときに、頭の片隅にでもほんのり思いだしてもらえると嬉しいです♡
おせち料理の意味一覧!
お正月には、おせち料理を食べますよね。
漢字では「御節料理」と書き、節句に食べる料理という意味です。
節句というと、3月3日の桃の節句や5月5日の端午の節句を思い浮かべる人が多いと思いますが、新たな年を迎える元日は特におめでたい節句なんですよ。— 日本鬼子👹11月1日で12周年 (@Hinomoto_Oniko_) December 13, 2022
では早速、代表的なおせち料理の意味をご紹介していきます!
紅白かまぼこ
おせち料理につきものの
紅白のかまぼこは
形が日の出を表していて
赤の意味は、祝福や慶びを
白の意味は、清浄で神聖
を表していると言われています。#おせち #中医学 #薬膳— 乾康彦 子宝とアトピーのための薬膳と漢方中医学 (@inuikanpo) December 7, 2022
かまぼこは、あの半円の形が初日の出に似ていることから、とてもおめでたい食材とされています。
かまぼこの赤は「魔除け」、白は「清浄」を表しています。
黒豆
おせち料理の黒豆には、一年中「まめに(真面目に)」働き、「まめに(元気に)」暮らせますようにという意味が込められているよ!知ってた?
— くろぼーbot (@hioki_kuromame) December 15, 2022
黒豆には、「まめまめしく働くことができるように」という願いが込められています。
「家族が今年一年まめに働いて健康に過ごせますように」といった、健康祈願の意味合いもあるようです。

できるだけ働きたくないとかそんな邪念は持ってちゃいかんな・・・・
伊達巻
✨今日は伊達巻きの日✨
伊達巻きの日は 戦国武将である
伊達政宗の命日が5月24日であるため
この日に制定されたと言われています🥰おせち料理を構成する料理には
それぞれ意味が込められていますが
伊達巻には学業成就の願いが
込められています🙏おやすみなさい🤗🍀💞 pic.twitter.com/FiruLatpfd
— hakotan (@HakotanHako) May 24, 2022
伊達巻はそのグルグルした見た目が昔の巻物に似ていることから、「知性の象徴」とされ、「知恵がついて賢くなるように」という願いが込められています。
「伊達」というのは、かの「伊達政宗」からきています。
伊達政宗が派手なものがすきでおしゃれだったため、派手なもの・おしゃれなものを「伊達」と呼ぶようになったそう。
伊達巻は、黄色でくるくるふわふわしている見た目からその名前がついたんですね。
数の子
きのう義実家でおせち?食べたんだけど数の子めっちゃ多くてこんな食べきれないっしょって思うくらいめっちゃ出てきたんだけどおせちの数の子って「子沢山になりますように」って意味なんだね。笑
いや、もう今回で終わりたいよ私は😂— んーちゃ (@noroi_ya) January 3, 2022
数の子はニシンの卵。
ニシンは「二親」と当て字することができ、さらに卵を非常にたくさん持つことから、「たくさんの子宝に恵まれますように」「代々栄えますように」という願いが込められています。
栗きんとん
栗金団(くりきんとん)は、日本の料理のひとつ。主におせち料理に用いられる。「金団」は金の団子もしくは金の布団という意味で、転じて金塊や金の小判などに例えられ商売繁盛・金運・財運をもたらす福食として、正月のおせち料理の定番となったものである。
— まき (@narisho110) December 6, 2022
栗きんとんは漢字で書くと「栗金団」。
栗は昔から「勝ち栗」と呼ばれて勝負運をアップさせる縁起のいい食べ物とされてきました。
金団には「金の団子」または「金の布団」という意味があり、栗きんとんは金運上昇&勝負運アップの願いをこめたおせちの定番料理です。
田作り
今日は大学で食品学の授業。
おせち料理って
1つ1つに意味があるって知ってる?☺️例えば
たつくり(田作り)イワシを田んぼの肥料で使ったら大豊作になったところから「五穀豊穣」の象徴としてながく食べられてきました。
いちごの有機肥料として、うちの圃場でも魚の肥料は使われています🍓 pic.twitter.com/gBW7GJ6nwn
— もうすぐいちごスイーツ専門店 シャトン ミニョン (@chaton_mignon15) December 7, 2022
昔、イワシを肥料にしたら大豊作でお米がたくさん取れたという逸話から、田作りは五穀豊穣を願う食べ物とされています。
「田作り」という名前も、豊作で「田んぼを作る」ことができることからつけられています。
別名をごまめとも言いますが、漢字で書くと「五万米」。
こちらも五万俵の米ができたことからこの漢字があてられているそうです。
昆布巻き
奥さんのご実家でおせち🎍
昆布巻きは喜ぶ(よろこんぶ)とか今更意味を知りました…ダジャレやんw今日はフォトナできるんかな🐯🐯
おやすみなさい💤 pic.twitter.com/sYVK7DNJbE— だいず (@h_sai) January 1, 2022
昆布は、「よろこぶ」との語呂合わせで縁起物とされています。
また、その「よろこぶ」を「養老昆布」と書いて長寿祈願、「こんぶ」を「子生婦」と書いて子孫繁栄、また昆布は古くは「広布(ひろめ)」と呼ばれていたので「喜びを広める」縁起物・・・などなど、とにかく昆布は縁起がいい!
当て字で色んな意味を込めるなんて、遊び心があって好きです笑。
海老
おせちに海老が入っている理由・意味とは
海老の場合は、その長いひげを老人に例えたことから海の老人=「海老」と漢字で書かれるようになったといわれています。 長いひげや曲がった腰は長生きをした人間の象徴ともいえます。 同じ姿をした海老に、長寿の願いを込めたことからおせちの食材として用い pic.twitter.com/JwA0aZzsor— ハヤシさん@がんばらない🎧 (@hys_ganbaranai) January 1, 2022
海老の長いひげや曲がった体から、「腰が曲がるまで長生きできますように」といった長寿祈願の食材とされています。
色も鮮やかですし、お祝いごとには欠かせない食材ですね。
紅白なます
おせち料理に入ってる紅白なますは、お祝いの水引を表し、おめでたい意味があります。
— 神崎家穂歌あや (@kanzakiaya_bot) January 31, 2013
紅白なますは、大根と人参で紅白の水引を表現していて、一家の平和を願うおせち料理です。
確かに、水引と言われればそう見えてくる・・・・!
れんこん
一月も終わりだけど
おせち料理の意味
みんなでレンコン食べたいですね。
先々の見通しが利くように。#まん延防止適用 pic.twitter.com/DztvkUPQsn— おひさま🌺楽天ROOM (@amamasun) January 20, 2022
レンコンは、たくさんの穴が空いていますよね。
その穴から、「将来の見通しがよくなりますように」という願いが込められる食材です。
レンコンは種をたくさんもつので、「子孫繁栄」の意味もあるとか。
また、レンコンの花である蓮の花は極楽浄土にふさわしい花とされる神聖な植物です。
その茎であるレンコンも、とても清浄な食べ物として、神様に供える食材としておせちに最適といわれています。
ごぼう
おせち料理について不意に聞かれた。
おせち料理にゴボウの料理あったよね?
ある。
たたきごぼう!由来は?
えっと。。。
あ、わかった!
叩かれても叩かれても這い上がるって意味じゃない?違うやろ。
— 未来は僕らの手の中 佐々木 虎太郎 (@carbonara218) December 30, 2021
ごぼうそのものは地中深くに根を張るので、長寿の願いや「家族がこの土地に根を張って生きていけますように」といった願いが込められています。
また、たたきごぼうには「一年の開運の縁起をかつぐ」として家の繁栄を願う縁起物の意味もあるそうです。
タコ
ずっとタコっておせち料理だとなんなのか疑問だったけど「多幸」と書いて1年間で幸せになれますようにという意味なのね!
— 蒼覇@エネアドにハマった (@sUNthFFDwf2gcKS) January 1, 2020
タコは「多幸」と当て字ができるので、シンプルに「一年間幸せでいられますように!」という願いが込められています。
シンプルイズベスト!
分かりやすくて覚えやすいですね。
ブリ
本日12月20日は「鰤(ブリ)の日」。魚へんに師と書くことから師走の12月、20日は「ぶ(2)り(輪=0)」と読む語呂合わせが由来です。おせち料理に鰤の照り焼きがよく用いられますが、鰤は出世魚なので、立身出世を願うという意味があるのだとか。今週もよろしくお願いします。(永野)
— ニッセンカスタマーサポート (@nissenCS) December 20, 2021
魚へんに師走の師と書くブリは、まさに年末年始が旬。
ただただ美味しいから、ということもありますが、もちろん他の意味も込められています。
ブリは出世魚。
成長によって名前が変わる魚です。
そこから転じて、「立身出世を願う」意味を込めておせち料理に使われています。
くるみ
私、くるみ。おせちに入っている胡桃には、実りと家庭円満の意味があるんだよ!胡桃の硬い殻が家庭を守ってくれるのが由来なんだってさ。
私には硬い殻がないから、誰か守ってくれ……— ゆっかくるみ🍏低浮上 (@kurumilk714) January 1, 2018
くるみは殻が硬いことに由来して、家庭円満の願いが込められた食材です。
田作りに入ってるくるみ、おいしい・・・・。
お多福豆
見た目がふっくらとしていておたふくに似ていることから「お多福豆」と呼ばれています。
名前通り、「たくさんの福を呼ぶ」食材とされています。
棒ダラ
テーマ「好きなおせち」謹賀新年、私の好きなおせちは「棒ダラ」です。一年でこの時期しか食べたことがないので珍味だと思います。北欧では同じようなタラ料理があるみたいですが日本では「たらふく食べられる」という意味からおせちに入っているのですね #うたわら
— 奈良市の淳(じゅん) (@jun3963) January 2, 2018
「鱈腹(たらふく)食べられる」という語呂合わせから、「一生食べ物に困りませんように」という願いが込められています。
お重や詰め方にも意味があるのか調査!
おせち料理は、豪華なものを食べることではない。お正月に一年の祈願を込めて頂く昔から続く文化だ。願いの意味のある一品一品と意味のある詰め方さえ分かれば、豪華だろうが日常のものだろうがそこどうでも良いこと。今年もおせちの意味に纏わる日常の料理を子供達と手作りしたおせちでした。 pic.twitter.com/t4HqriXoRz
— シャルム💋魔女の日常的記録 (@bribralife17) January 4, 2021
おせちの食材それぞれに意味があることはわかりました。
じゃあ、それを詰めるお重に意味はあるのか?
詰め方には?
調べてみました!
おせちを食べる意味は?
もともとは、年末年始くらいは女性に楽にしてもらうという意味もありますから…おせち😄
— Taka (@Taka64246863) December 12, 2022
そもそもおせちを食べる意味は、もちろん願掛けの意味もありますが、正月の三が日くらいは台所にたたずに済むように・・・ということのようです。
とはいえ、完全に何もしないというわけにはいきませんが、それでも一日三食毎回作らずにいられるのはキッチンを預かるものとしてはうれしいですよね。
お重の意味
おせち料理って何であんなに大量なのかと思ってたんだけど調べたらお正月の3日間、台所を使わないようにする意味もあったみたい。神様へお供えしたものをみんなで食べることで縁起を担ぐとかお重に入れる順番があるとか、知らないことが多すぎて驚いた。明けましておめでとう御座います。
— かましょー/ぎょふのり (@gyoff_no_ri) January 3, 2022
お重には、「福を重ねる」という意味があります。
たくさんの料理をコンパクトにまとめて出しやすいとか、虫やほこりが入りにくいなどの意味合いもあるそうです。
地域や家庭によって、お重が何段かは変わってくるようですが、一般的には四段重が正式とされています。
お重それぞれの意味をご紹介します!
一の重
子孫繁栄や長寿などの願いを込め、縁起物の食材を中心に詰めます。
口取りと祝い肴を入れていきましょう。
口取りとは、かまぼこや栗きんとんなど、酒の肴になるものです。
また、祝い肴とは数の子・田作り・黒豆(関西ではごぼう)のこと。
とても縁起のいい食べ物なので、一番上の一の重に詰めていきます。
二の重
海の幸の焼き物を入れます。
ブリや海老、鯛など、縁起のいい海の幸を詰めます。
三の重
山の幸の煮物を入れていきましょう。
家族が仲良く結ばれるように、という意味合いもこめて、煮しめを詰めます。
与の重
四は「死」と読めるので、縁起が悪いといわれますよね。
そこで、「四の重」ではなく「与の重」といいます。
酢の物や和え物を詰めます。
なますや菊花かぶなど、日持ちのするものをいれましょう。
詰め方に意味はある?
おせち料理って詰め方とか品物に個性出て私は大好きよ
世の中はおせちが嫌いな人、苦手な人が増えたみたいやけど
お店のおせちと家のおせちそれはそれで美味しいのよね〜— 揚げ玉🤢 (@ridcw8070) January 2, 2022
お重にこそ意味がありますが、詰め方そのものには特に意味はないようです。
が、できるだけ華やかに豪華に見えるように工夫して詰めるスキルが必要です。

こ・・・ここが一番の難関なんじゃなかろうか・・・・
まとめ
ラジオでおせちの話してたんだけど
確かに今は買おうとすると色んな種類のおせちがあるよね
値段張ればフォアグラとか入ってるのもあるみたいだし
一応昔ながらのおせちは一品ずつ意味があるんだけど(全部は知らないけど)
もし付けるならフォアグラとかキャビアとかにはどんな意味付けるんだろw
— あんこ@フリーランス保育師 (@frelanhoSHOGO) December 8, 2022
お正月に家族みんなで食べるおせち。
食材一つ一つに色んな意味が込められているんですね✨
わざわざお重に詰めたりしないで、皿で普通に食べればいいじゃん!とか思ってたけど、お重にも意味があったとは・・・。
ダジャレのような語呂合わせだったりするけれど、家族みんなの幸せを願うおせち料理。
詰め方がきれいだ雑だとワーワーいいつつ家族でおせちをつついて、その意味について語り合ったりしても楽しいかもしれません。
準備は大変だけど、やっぱりおせちって素敵な伝統♡
たくさんの願いが込められたおせちを食べて、みんながそれぞれ素敵な一年をすごせるといいですね!