この記事では、漫画キングダムの最新話810話のネタバレ考察と最新話のネタバレ確定速報をお届けしていきます。
南陽を制圧した秦軍、南陽の元城主・龍安の処遇で揉めていました。
今後の反乱を最小限に食い止めるために龍安の斬首を敢行しようとする新城主・剛京と、中華統一後の世界の模範となるように龍安と協力して南陽を治めようという騰。
一触即発の2人は咸陽の判断を仰ぎ、咸陽は「龍安を活かす」という騰の案に乗ることにしたのでした。
となると、ここからは本当に「理想郷」として南陽を治められるようになるのか、その道のりの話になるのかと思われます。
・・・すんなりいくんでしょうか?
早速キングダム810話のネタバレ考察&ネタバレ確定情報をお届けしていきます。
キングダム810話のネタバレ考察!
キングダム最新話読み終わり。
改めてどこの国にも善人悪人どちらもいるという話。
原先生は敵国でも死んでほしくないと思わせるキャラ作りが本当に上手い。
龍安死んでほしくないな。
武将タイプではないけど紀彗と並ぶ稀に見る名君の城主。けどキングダムってそういう人物程不遇なんだよな🥺
— 王翦将軍(トリ🐦) (@toriyamaak) August 28, 2024
騰の進言通り、龍安と協力して秦と韓の融合した都市として南陽を治めることになりました。
・・・で?
一体どうやって??
敵国同士が協力して1つの城を治める・・・なかなか難しそうです。
どんな方法があるのか、考察してみました!
キングダム810話のネタバレ考察!長官・騰&副長官・龍安?
龍安の首を巡り、長官と六将どちらの立場が上か・・・という問いに対し咸陽は「六将」と答えたも同然なので、ここから南陽の政治が軌道に乗るまでは秦側の指揮は騰がとる可能性が高いのではないでしょうか。
史実でも、騰は南陽守となったとあります。
龍安が名君であることを理解している騰は、対等な目線で物事を進めていくと思われます。
龍安からしても、自分が斬首されそうになったときに、理由はどうあれ助けの手を差し伸べてくれた騰に対し、悪い印象はないはず。
まずは南陽の民を上手く秦の法になじませるため、龍安の意見を取り入れながら法の整備を進めていくのではないでしょうか。
キングダム810話のネタバレ考察!長官・剛京&副長官・龍安?
とはいえ、城のトップが決まっていないというのは民の心も落ち着かないので、長官は置くと考えられます。
秦と韓のバランスをとると考えると、長官には秦から任命されてやって来た剛京がつき、その補佐的な立場として龍安が重要ポストに置かれる可能性が高いと思われます。
剛京としてはあまり面白くはないと思いますが、南陽を秦と韓の融合都市とするには致し方ない、と割り切って任務を遂行するのではないでしょうか。
ただ、剛京は龍安たち韓側の人間をそう簡単に信頼することはないと思います。
龍安も、剛京との経緯を踏まえるとある程度の距離感を持って対峙することになるのではないでしょうか。
なので、和気あいあいとした和やかな雰囲気・・・とはいかないと予想しています。
キングダム810話のネタバレ考察!剛京が龍安の足を引っ張る?
剛京はそもそも龍安を斬首した方がいいと主張していました。
が、咸陽の判断で龍安の身の安全は守られることに。
秦と南陽が今後流す血が少なく済むように、と意見を述べた剛京としては面白くないですよね。
そこで、直接龍安に手をかけることはなくとも、龍安の失脚を狙う可能性もありえます。
龍安が秦に反逆的だとする証拠を手にすれば、騰将軍も咸陽も何も言えないはず。
そこまで計算した剛京が策略を練って、龍安を陥れようとするかもしれません。
ただ、それすらも騰将軍に阻まれる様な気がしますが・・・。
キングダム810話のネタバレ考察!龍安は秦に協力的?
騰の提案で南陽を秦と韓の融合都市にするため協力を仰がれた龍安。
もちろん、南陽を人民の暮らしやすい城にするための努力は惜しまないはずです。
ただ、龍安はあくまでも韓の人間。
これから祖国を制圧しようとする秦軍に対して、協力するでしょうか?
そこは一定のところで線引きをして接すると考えます。
南陽の政治に関しては協力し、軍事に関してはノータッチの姿勢を貫くのではないでしょうか。
龍安からしたら、とっても複雑な気持ちですよね。。。。
キングダム810話のネタバレ考察!反逆分子が息を潜める?
いくら城のトップが平和的に融合を進めようとしても、家族友人を秦に殺された過去のある人たちは納得いきませんよね。
残念ながら、南陽にいる反秦勢力を押さえ込むことは出来ないのではないでしょうか。
だとすると、すぐに反乱を起こすことはなくてもひっそりと力を蓄えていく可能性があります。
龍安に何かあったらすぐに攻撃に打って出る準備を、整えておこうとするかもしれません。
とはいえ龍安が命を賭してまで守ろうとした民たち。
血が流れないことを願います。。。。
キングダム810話のネタバレ考察!秦軍は兵を強化する?
文官である剛京と元城主の龍安が南陽の政治を上手く進めてくれていれば、騰将軍は秦軍の兵の強化に専念する事ができます。
とりあえず頭数稼ぎにと連れてこられた兵が多い秦軍。
新鄭に攻め入るまでに軍を強化する、と話が出ていたので、騰将軍指揮の下、訓練が始まるものと思われます。
どれくらいのスパンで考えているのか分かりませんが、あまり時間をかけると韓の新鄭もそれなりに軍の強化を図ってくると思われるので、できるだけ早く軍としての形に整えたいはず。
が、龍安はじめ南陽の民からしたら、敵国が自分たちの土地で自分たちの祖国を攻撃すべく訓練をしているわけで・・・・そんなに協力的にはなれないですよね。
友好的に秦と韓を融合・・・理想ではありますが、やっぱり色々難しそうです。
キングダム810話のネタバレ考察!新鄭に南陽の現状が知らされる?
南陽を切り捨てる、と決めて全ての軍隊を新鄭に集めさせた韓。
南陽の唯一の救いは城主が龍安であること・・・と龍安の立ち居振る舞いに一縷の望みを抱いている様子でしたが、結果、民から慕われる龍安がいたおかげで南陽で血が流れることはありませんでした。
さらには、龍安が無事である上に敵国秦の旗と韓の旗が並んで立てられるという信じられない状況も。
南陽に家族をおいてきた兵も役人達も、心底ほっとすると思います。
そして、「もしかしたら話をすれば平和的に領土問題を解決できるのではないか」という希望を持つ者も現れるかもしれません。
ただ、暴力的でなかったとはいえ南陽が略奪されたことは確かです。
韓を守るために戦うのか、それとも城を捨てて逃げるのか、韓王たちの苦悩は続きそうです。
キングダム810話ネタバレ確定情報!
騰さんと龍安殿めっちゃ良き(*´~`*)#ヤンジャン #キングダム
— らてぃす@緊急避難中 (@latice01091225) August 28, 2024
キングダム810話のネタバレ確定情報が入りました!
奪取した南陽をどうやって治めていくのか、龍安の斬首が回避された後の展開が気になります!
早速キングダム810話ネタバレ確定情報をお届けしていきます!
キングダム810話ネタバレ確定情報!剛京に頭を下げる騰
龍安の斬首を覚悟していた南陽の民達は、秦と韓の旗が並んで立てられ龍安の命が守られたことに安堵します。
泣いて喜ぶ南陽の民達を遠くから苦々しい表情で見つめる剛京たち。
「南陽を治めるために私たちがどれだけ計画し準備をしてきたか・・・。」と悔しがる者もいます。
剛京は周囲のそんな声に、「制圧された側の気持ちを全然理解できていない。私たちは騰将軍が根をあげるまでただ見守っていればいい」と言うのでした。
剛京は「だから言ったのに!!」ってなる展開を待ってるんですね
その背後から、「そうはいかない」と現れたのは騰。
「剛京殿は私より立場が下だという事が分かっただけで、長官であることに変わりはない」と言います。
一言余計!!
「私より立場が下」・・・騰、絶対言いたかったんでしょうね笑。
そして剛京たちに「南陽が理想郷となるように、龍安たちと協力して道を探りながら全力で取り組んで欲しい」と伝え、「そのためにあなた達の力を貸して欲しい」と頭を下げるのでした。
将軍に頭を下げられてはさすがの剛京もNOとはいえませんが、「難しすぎる」と難色を示しました。
「理想郷を作るなんて知識をもった役人も文官もいない。下手をするとこちらの身に危険が及びます」と訴えます。。
そんな剛京に騰は「それはもちろん分かっている。何が出来るかは分からないが、南陽を治めるには軍側の人間も協力していかなければならない気がしている」と伝えるのでした。
とりあえず、剛京も渋々ながらではあるものの騰に協力することにしたようですね。
「自分より立場が下」の剛京にも頭を下げられる騰、やっぱり人間が出来ている・・・・!!
キングダム810話ネタバレ確定情報!特訓を開始する秦軍
秦軍は、南陽の城壁の外で訓練を開始。
強制的に集められた練兵たちなので、体力作りから始めなければいけないレベルも多く、南陽で一から訓練する覚悟が必要でした。
ただ、秦の国中から集められた練兵の中にはものすごく身長の高い部族や馬でとにかく速く走れる者など、特徴を持つ者も。
河了貂はその話を興味深く聞いているのでした。
そこへ「戦闘能力の高そうな新人100人と崇原が模擬戦をする」と情報が入り、河了貂と我呂は様子を見に行くことにしました。
しかし、信は椅子に座ったまま。
我呂は「あいつどうした」といぶかしがります。
貂は「あいつこの前騰将軍に『お前も飛信隊なりの南陽との関わり方を考えろ』って言われたんだ」と話します。
騰は信に「私たち騰軍よりも、お前達飛信隊の方が南陽の民により近い気がする」と言い、それから信は自分たちなりの南陽の人々との関わり方をずっと考えているのでした。
信、ずいぶん難しい問題を振られちゃいましたね。
でも、平民(奴隷)出身の信だけに、南陽の人々と距離を縮めやすいと騰は考えたのかもしれません。
キングダム810話ネタバレ確定情報!南陽の民と信の距離
信たちの寝る屋敷の整理が終わったので挨拶したいと南陽城から呼ばれた信は、すぐに南陽城内に向かいました。
そこにいたのは信の寝食の世話をするという者たちと、その責任者の温形でした。
温形たちは、信と隊のために住民を移動させ城内の一角を明け渡すというのです。
おそらくそこに住んでいたであろう者たちが物陰で集まって怯えている姿を目にした信は「オレたちは今まで通り外で寝るから住人を元の家に戻してやってくれ」と言います。
が、温形たちは「そんなことをしたら戻った者たちが咎められます」と引きません。
屋敷が気に入らないなら違う屋敷でも・・・・という温形たちに信が「いや、そうじゃなくて」というと、怯えて謝りつづける南陽の人々。
信はよかれと思って「オレたちは住人達を追いやったりしたくないんだ」と話しますが、南陽の民はその言葉にも怯えて「追いやられてはいません、自主的に移動しただけです」と返す始末です。
そのやりとりをずっと見ていた我呂(暇だからとついてきた)が、「信、いい加減気づけ」と信を止めます。
「じーさん達がオレたちにビビりまくって気を遣いまくってることくらい分かれ」と我呂に指摘され、信は自分が恐れられていることに初めて気がつくのでした。
「いつまでもあーだこーだ言ってないでじーさん達のためにも素直に受けとれ」と我呂に言われた信は、「わかったけどちょっと考えさせてほしい」とだけ答えるのでした。
信を知っている周りの人たちや私たち読者は信が略奪したり陵辱したりすることはないと分かっていますが、南陽の人たちからしたら侵略してきた軍の将軍。
そりゃ怖いですよね。
信は今回初めて自分が恐れられる立場になったことに気づいたのかも知れません。
キングダム810話ネタバレ確定情報!秦軍と南陽の人たちが一緒に食事?
しばらく考え込んでいた信が出した答えは、「秦軍と南陽の民で一緒に食事をする」こと。
これには南陽の民はもちろん秦軍も戸惑います。
南陽の人々は、「粗相したら何をされるかわからない」「女子供は参加させるのはやめよう」などと口々に不安を口にしていました。
しまいには「なんで食事会なんてOKしちゃったんだ温形様!!」と責められる温形。
温形とて秦軍と一緒にご飯なんて食べたくなかったのですが、屋敷を間借りさせてもらう代わりにお礼がしたいから秦の料理を一緒に食べて欲しいという信の申し出を断ることが出来なかったのでした。
秦軍は秦軍で、「一緒に食事なんかして毒でも入れられたらどうするんだ」と貂は怒り、我呂も「俺らを恨んでるヤツがたくさんいるんだから、こっちが酔ったすきに狙ってくるかもしれない」と心配します。
みんなの意見を聞いた信の答えは「そのときはそのとき。」でした。
「とにかくオレは南陽の人たちと一緒に飯を食べる。強制はしない。」と言い、「もし参加してくれるなら、条件がある。」として、夕食を食べに行くときに武器の持ち込みを禁止したのでした。
信、大胆・・・!!
ご飯を食べるのに相手国の軍が武器を持っていたら、全然和やかな空気になんてならないですもんね。
信の判断は正しい!!
ですが、貂や我呂の心配もよく分かります・・・。
キングダム810話ネタバレ確定情報!緊張の走る夕食会
いざ夕食時になり南陽の城内に秦軍がやってくると、南陽の民の間には緊張が走ります。
が、すぐに秦軍が武器を携えていないことに気づくと、「向こうも勇気をもって武器を持たずに来たのだろうから、私たちも少しはあちらの気持ちを汲んで女子供も夕食会に参加させよう」という声が。
貂の作った料理を食べ始めますが、やはり席は秦軍と南陽の民に分かれたまま。
こんな食事会、する意味あるのか?と我呂は不思議に思っていました。
信はその頃温形と並んで食事をしていました。
温形は緊張しながらご飯を食べていたため、激しく咳き込んでしまいます。
誤嚥に気をつけて・・・!!
温形が「美味しいです」と答えると、南陽の人たちの中にも「秦の食べ物おいしいな・・・」「飛信隊の人たち、そんなに怖くなさそう」とちょっとずつ心境の変化が現れました。
と、そのとき、昔秦に父親を殺された崔比という男が仇をとろうと短剣を取り出します。
それを見た周囲の人々が、「仇討ちしようとしているのがバレたら全員殺されるんだぞ」と必死に止めようとしていました。
が、それも遠くから見ている我呂たちにはお見通し。
「あーあ。これはもうお開きだな」と考えながら我呂が信の方を振り返ると、温形に背を向けて騒がしい方へ目を向ける信がいました。
と、突然信が振り返り温形の腕を握りました。
温形の手には短剣が握られ、温形は震えながら信を襲おうとしていたのでした。
おいーーーー温形ーーーー!!!
信だから大丈夫だと思うけど、これは普通だったら全員打ち首の刑になっちゃうやつだぞ。
信は温形が襲ってくるであろう事も予測していたんでしょうか。
一筋縄ではいかないのは分かってましたが、やっぱり難しいんですね・・・。
キングダム810話ネタバレ確定情報!まとめ
いかん。
キングダムの漫画読むのに夢中で、晩御飯を忘れていた…!— スラッシュ🎮迷い人クリニック職員 (@SLASH5963) September 9, 2024
今日はキングダム810話のネタバレ考察とネタバレ確定情報をお届けしました。
秦と韓の友好的な融和を目指すことになった城・南陽。
騰は剛京に頭を下げて南陽を理想郷にすべく協力を要請しました。
変な意地とかプライドとか振り回さないところ、オトナ♡
信は南陽の人々と交流しようと夕食会を提案しますが、なんともぎこちない雰囲気でしたね。
食事は喉を通らないだろうし、味すら感じられないくらいの緊張感。
しかも隣に座っていた温形が信に刀を向けてくる始末。
せっかく武器を持たずに食事しに行ったのに、秦軍も南陽の人々もどうなっちゃうんでしょうか。
上手いこと全て丸く収まってくれますように。
また次回が楽しみですね。
最後までお読みいただきありがとうございました♡